生きていく上でリスクマネージメントは大切である。
リスクマネージメントとは、リスク(危険)をうまく避ける、またはうまく扱うための手法だ。基本的なアプローチとして、リスクの特性(インパクト)とそのリスクが発生する可能性(確率)を乗じた積を求めることにより、リスクを「量化」する方法がある。これをリスク評価と言う。今日はこのリスク評価について、「いけないインビテーション(招待状)」という話をしたい。
断っておくが、たいしたオチはない。
お酒が飲める年齢になると、男女3対3で飲み会をしようと誘われることがある。いわゆる合コンである。でも、エッチ目的の合コンやセフレを見つけるための合コンをヤリコンと呼ぶ。ヤリコンと聞くと、男は話が早いと思うかもしれない。
しかし、ここでリスク評価を考えてほしい。色事というのは大抵悲惨な結果が待っている。「俺は上手いことやれるよ」という人は性病という観点からもう一度色事について考えて欲しい。
僕も最近、合コンの招待を受けた。男女3対3で居酒屋に集まろうというのだ。女性は40代3人というメンツである。そしてよく話を聞くと、3人とも避妊治療をしているということだ。僕はその時、この合コンは都合が良いわけではなく、面倒くさいことになるだろうなと思った。性病に感染するリスク評価が高いと思った。
性病というインパクトに対して、それを招く確率を考える。女性が性病を持っている可能性は高い。そういったことから考えると、リスク評価は高い。性病というのは放っておくと死を招くこともある。一般的に言われているのは、乱れた色事より風俗の方が安全ということだ。
この合コンの誘いは「いけないインビテーション(招待状)」であり、「行けないインビテーション」なのだ。
また、「いけないインビテーション」であり、「いけない淫靡(いんび)テーション」なのである。
淫靡:男女の関係が乱れていること